ヨシの生育状況報告(3)

  3月のヨシの生育状況調査を11日(日)に行いました。

  厳しかった今年の冬も、3月に入ってずっと暖かい日が続いてきましたので、もうこのまま春が来るのかなと思っていたのですが・・・・。

  朝起きたら田んぼも屋根も霜で真っ白になっていました。そして、小雪がちらついて、そのうちに冷たい雨になり、強い風も吹き出してしまいました。

  さて、気になるヨシの様子ですが・・・・・。

  ここのところ宍道湖の水位が上昇していて、ヨシもみんな湖水の中に沈んでいて、どんな具合か分からないのではと心配したのですが、幸いこの日は少し水位が下がっており、一部は水から出ていました。

ヨシ植栽場所全景 水位が高く波立っています

  ヨシは、茎が少しずつ青みが増してきています。また、白い根も見えており、確実に生きて根付いていることが分かります。

  来月にはきっと青い芽が立ち上がってきているのではないかと期待が膨らんできます。

  こちらは腹付部分を覆われたコモ芝の状況です。まだなにも変化は見えません。まだ2か月ですから無理もないのかもしれません。こちらも暖かくなれば一斉に芽が出て、来月は一面の緑になっているのではないかと思います。

  そして、今月一番目についたのは・・・・・・・。

ヨシの植栽場所に流れ着いたゴミ

覆砂工事後の砂場に打ち上げられたゴミ

  ごみの多さです。

  水位が上昇して、上流から流されてきたものが強い東風に打ち寄せられたものと思われますが、ペットボトルや弁当ガラなどを詰め込んだレジ袋などが散乱しています。

  環境意識が高まった今でもこうした光景が見られるのはとても残念なことです。

  松江分自然環境倶楽部では、6月の湖岸一斉清掃に併せてクリーン作戦を実施する予定にしていますが、その前にみんなが気を付けてごみを投げ捨てたりしないよう心掛けてほしいものだと思います。

  最後に、以前に報告しましたヨシ植栽場所の隣で行われていた湖沼自然浄化活用事業による覆砂工事のその後です。

  大きな砂山がすっかり十四間川の中に撒かれて、水面より少し高いぐらいに砂が残っているだけになっています。大きな重機もクレーン船もいなくなって、小さな船が覆砂場所に係留されていました。浄化の効果を調べる水質調査の船でしょうか。

ヨシの生育状況報告(2)

2月12日(日)漏水調査に併せてヨシの生育状況を観察しました。前回観察が1月22日で、それから3週間しか経っていませんし、真冬の期間でもあることから、ほとんど変化は見られませんでした。

冬になって水位が下がっていますので、土嚢の上の段に植えつけられたヨシの根元には水はありません。その下の段に植えられたものは、水中にあって竹の杭しか見えないものがほとんどです。そのなかの一部は竹の杭を立てて固定したにもかかわらず、波に洗われて横倒しになっているものもありました。観察した日は穏やかでしたが、冬の風と波の強さが実感されました。

次の観察は、1か月後ですから、その頃には春の息吹が感じられるようになっているかもしれません。

まだ変化は見られません。春はもう少し先のようです。

また、腹付地の上に播種された芝もまったく変化はありません。こちらも芽吹きはまだ先のようです。

ヨシ植栽地の全体は、こんな感じです。

西方を望む。奥に見えるのは、五右衛門川と十四間川を隔てる白鳥水門

東方(宍道湖方面)を望む。ヨシの植栽場所の向こうに、砂山と覆砂を行う作業船が見える

覆砂工事の方は、ヨシの植栽場所の隣に斐伊川から運ばれた大量の砂が積まれ、バケットクレーンを積んだ作業船の上にもたくさんの砂が積まれています。
聞くところによると、1,800㎥くらいの量が十四間川中央部にある窪地に撒かれて、覆砂による自然浄化機能の試験が行われるそうです。
最後に、堤防の上から宍道湖方面を望んだ写真を紹介します。
右手が十四間川、左手が松江分地区になります。
冬で宍道湖の水位は下がっていますが、それでも宍道湖の水面よりも土地が低いことが分かると思います。

ヨシの生育状況報告(1)

ヨシの植栽を行ってから約 2 か月、倶楽部では、1 月の漏水調査からヨシの植栽場所から 5 地点を選んで、定期的に定点観察を行うこととしました。

漏水調査は、原則として第 2 日曜に実施していますが、1 月はトンド焼きの準備など自治会の行事との関係で、1 月 22 日に実施しました。その時に撮影した写真です。

まだ 2 か月しか経っていませんし、植物が芽を出す春はまだまだ遠いので、
ご覧のとおり何の変化も認められません。むしろ、植えた時にはもっとたくさん立っていた上部の枯れ枝が波に洗われて、心細くなっています。

しかし、やっぱり芽が出てくるのが待ちきれなくなって、翌週の 1 月 28 日またヨシの様子を見に行ってみました。

やっぱり表面から見たところは何の変化もありませんが、少し掘ってみると・・・・・まだ小さくて白っぽいですが、地面の下ではちゃんとヨシの芽が伸びてきていました。近くの枯れ枝の根元も地面の下の部分は、まだ緑が残っていました。葦の原から掘り取られて新しく植えつけられた地面の下でも、しっかりと根付き、春の準備が進んでいるようです。

春には、優しい色の新芽となって伸びてくれるよう祈りながら、寒さにやられないようにそっと埋め戻してやりました。