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アサザ観察日記 (6月25日)
6月24日のアサザの様子をお知らせします。
葉がいっぱい出てきて場所によっては何重にも重なり合って浮かんでいます。そして、川面が風によって絶え間なく細かい波が立っているのにもかかわらず、アサザの群落のあるところは波もなく不思議なほど穏やかです。
霞ヶ浦のアサザプロジェクトは、アサザの群落の消波効果を利用して、コンクリート護岸に波が押し寄せるのを防ぎ、アサザの下に小魚やえびなどの小さな生きものの棲みか、隠れ家を作り出し、また、泥が波によってさらわれてしまうのを防ぎ、ヨシやマコモなどの水生植物が生育する環境を創り出し、さらに湖面一面に広がる黄色の花畑によって湖面を飾ろうとするものだそうですが、アサザの繁茂した川面の様子をみるとその消波効果には納得です。
そして、どういうわけか、葉の上に後ろ足の生えかけたおたまじゃくしが1匹だけ乗って日向ぼっこ?をしていました。そろそろ水の上に上がる練習をしているのでしょうか。それとも何かの弾みで葉の上に乗ってしまったのでしょうか。鳥などに狙われたら一発でやられてしまいそうです。
十四間川堤防の草刈りを行いました
6月3日は、斐川地域の河川一斉清掃の日です。
松江分自治会は、以前から十四間川堤防内側(集水路側)の草刈りを実施してきています。今年も、朝8時から全世帯が参加して、地区内の堤防の草刈り作業を行いました。正確な距離は分かりませんが、1km以上はあると思われる長い堤防に生い茂ったヨシなどの草を約2時間ほどかけて刈り払いました。なかには背丈を越すようなアシの茂っているところもあり、汗だくの作業となりました。
草を刈り払うことによって、漏水個所の見回りや漏水状況の調査もしやすくなり、また、稲などの病虫害の発生の防止にもなると言われています。
一方、覆砂工事の方は順調に進んで、予定の地点まであと少しのところまで砂浜ができています。
ユスリカ大発生
ここ数日、ユスリカが大発生しています。
ユスリカは例年夏頃になると発生するのですが、今年は特に多いように思われます。
家の外壁や庭木にもびっしりとユスリカがついています。
ユスリカは薮蚊などと違い、人の血を吸うことはないのですが、夜に蛍光灯の光に惹かれて窓に集まり、窓が開けられなくなったり、窓ガラスに糞をつけたり、車にぶつかり汚れとなったりとなかなかやっかいものです。
ユスリカは幼虫の時に川や湖の有機物(汚れ)を食べて成長します。そのため河川の水質指標生物と言われています。ユスリカは綺麗な場所や逆に非常に汚い場所では発生せず、ほどほどの汚れぐらいのときに大発生するそうです。つまり河川の水質改善、あるいは悪化を示すと聞いたことがあります。
この辺りのユスリカは宍道湖及び周辺で発生したものと思われますので宍道湖の水質に変化があったのかも知れません。
ヨシの植栽を始めとした自然保護活動により、宍道湖の水質が改善し、ユスリカが減るようになればいいですね。
参考
アサザ観察日記 (5月13日)
小さな生命たち
田植えの終わった田んぼは、夜になるとカエルの大合唱です。地元の者は慣れているから何ともないのですが、ゴールデンウィークに都会から帰省した人にとっては、なかなか眠れなくて大変だったかもしれません。
そして、水の張られた田んぼには、カエルの卵があちこちに浮かんでいます。
よく見ると、田んぼにはこのほかにもいろんな小さな生き物たちが動き回っています。
パイプラインから給水されるので、用水機場から吸い上げられ、パイプラインを通り抜けてやってきたのでしょうか。不思議です。
アメンボもたくさん泳いでいます。
そして、あまり見たくないこいつの姿も。
人の血を吸うヒルです。昔、こいつに血を吸われたことを思い出して、見ただけでとぞっとします。今は、機械化が進んで、ほとんど人が水田に足を突っ込むこともなくなったので、ヒルにとってはさぞ住みにくい世の中になったことでしょう。そのことを思うと少し気の毒な気もしてきます。
このほかにミジンコもたくさん泳いでいますが、残念ながら小さすぎて写真には写りません。
このように水田には、たくさんの小さな生き物たちが帰ってきています。農薬や除草剤の使用が控えられて、彼らの住む環境がよくなってきたのだろうと思います。
花盛り
アサザ観察日記 (5月2日)
アサザの様子が気になって、久しぶりに集水路に出かけてみました。
この前見に行ったのが4月20日ですから、あれから10日あまり経っています。行ってみると、この前よりもずいぶん葉っぱも大きく成長し、楕円形の葉の長い径の方が10cmくらいにはなっていて、何枚もの葉が固まって浮いています。そして、水の中にも小さな葉があって水面を目指してどんどんと茎を伸ばしてきています。
全体の様子は、こんな感じで結構広範囲に浮かんできていますが、これからさらに増えていって水面を覆いつくすまでになってほしいものです。
残念ながら、ここのアサザは花が咲かない系統だということですが、できれば一輪でも花を見てみたいものです。
そして、アサザのことをいろいろと調べていたら、茨城県の霞ヶ浦ではアサザを湖再生のシンボルとし、アサザの里親制度などでアサザを守り、育て、増やす取り組みをしていることを知りました。
霞ヶ浦は、アサザの群落があり、夏には可憐な黄色い花が一面に咲くので有名なところらしいのですが、ここでも絶滅の危機にさらされており、再生のためのさまざまな取り組みがなされているということです。それと同時に、湖面にアサザが繁茂することによって、波が弱まり、その下が小さな生きものたちの棲みかとなって自然を呼び戻すことができるということで、アサザ基金という団体を立ち上げて、アサザを絶滅から救うプロジェクトを実施しているということです。
その一環として、アサザの里親を募り、アサザの苗を育ててもらい、それを湖に植えることによってアサザの群落を増やしていくといったことが行われていて、そうして可憐なアサザの花畑を霞ヶ浦に復活させ、さまざまな生きものが暮らす豊かな湖、「100年後にトキの舞う霞ヶ浦・北浦」を取り戻していこうということのようです。
私たちは、ヨシを植えることによって葦の原を復元し、宍道湖を昔のような豊かな湖に戻そうとしていますが、植える対象は異なっていても、目的、考え方はまったく一緒です。
それに、この地域はアサザの県内唯一の生育地でもあります。宍道湖にはヨシを、そして内側の川や集水路にはアサザを増やして豊かな自然環境を取り戻せたら最高ではないかと思います。
これからヨシとともにアサザも大切に見守り、育てていけたらと考えています。


































