アサザ観察日記 (9月14日)

  久しぶりにアサザの様子をお知らせします。 

  9月13日現在のアサザ群落は、こんな感じです。8月くらいから勢力を拡大したヒシに周りをすっかり囲まれて、アサザの中にも侵入してきています。

  元気がよくて緑が濃いヒシに対して、アサザの方は夏の暑さにバテきったように黄色い葉や茶色く枯れた葉が目立ちます。また、茎から離れた葉が目立つようになり、藻などに絡んでいます。アサザの方は、そろそろ落葉の季節が来たのかもしれません。それに対して、今元気がいいヒシの方は、アサザが葉を出し始めた3月頃には影も形もなく、8月に入ってやっと勢力を張り出してきたという具合なので、アサザとヒシでは生育の時期が何か月もずれているのかもしれません。

 

藻に絡んだアサザの葉

  ヒシには、この間から白い花が来ています。これから菱形の実をつけていくのでしょうか。子どものころの記憶より時期が遅いような気もします。

ヒシの小さな白い花

  ヒシとアサザがうまく時期をずらして、同じ場所で上手に棲み分けてくれればいいのですが、繁殖したヒシがアサザの群落を消滅に追いやることもあるとネットに書いているものもありましたので、少し心配になってきます。 

十四間川のアオコその後

  十四間川のアオコの状況ですが、前に報告したとおり9月2日にはほとんど見られなかったのが、9月5日には十四間川の最深部、白鳥水門の辺りまで押し寄せてきました。

  以下の写真のとおり岸辺のヨシの周りも十四間川の中央もアオコで緑に染まってしまいました。

  これを見たときには、ついに十四間川にもアオコにやられてしまうのかと思いましたが、その後少なくなり、今では十四間川にも宍道湖西岸にも全く確認できなくなりました。

9月5日は一面緑に染まっていた十四間川の岸辺のヨシの辺りも9月13日には全くアオコは認められなくなっています。(最初の写真と同じ場所)

 

9月2日、5日には緑に染まっていた宍道湖西岸の岸辺も9月13日には全くアオコは見当たりません。

  漁師さんなどに聞きますと、アオコの状況は、風によってかなり大きく変化するそうで、東風が吹くと宍道湖西岸や十四間川に押し寄せ、西風が吹くと去っていくとのことです。

  しかし、ここのところ風向きにかかわらずアオコが見られない日が続いています。曇りや雨の日が多くなり、気温も下がってきたため、湖水の温度も下がり、アオコも減少に転じたのかもしれません。ぜひそうであってほしいものと思います。

十四間川

  私達が住む松江分自治会は東西に細長く広がっておりますが、それに寄り添うように流れているのが十四間川です。とても馴染みの深いこの川を今回は映像で紹介したいと思います

  写真の右側(川の南側)には出雲縁結び空港が見えていますが、空港の滑走路とも平行に流れています。ですので、松江分自治会と空港とは川を挟んだ位置関係にあります。

  次は十四間川のシンボルである水門です。

朝日を浴びる水門

  白鳥の姿が描かれている親しみ深い水門です。すぐ後ろに架かる橋にも上空の飛行機などから見えるように絵が描かれています。

  次は、松江分自治会側(北岸)から空港を撮った写真です。私達が、一番よく見る風景です。

 次は、南側の堤防から旅伏山をバックに撮った写真です。

  次は、河口付近です。奥に広がるのが宍道湖です。水鳥などが沢山生息しています。

  最後に、松江分自治会の家々をバックに撮った写真です。川には恩恵も受けますが、ひとたび堤防が決壊すれば一溜まりもないことがよく分かって頂けると思います。

宍道湖のシジミとアオコ

  8月31日の山陰中央新報一面に、この夏は宍道湖のシジミの生育が順調であると紹介されていました。それによると、シジミの斃死は、湖水の酸素濃度や塩分濃度の低下、高水温などが重なって起こると考えられているが、この夏は宍道湖のシジミの斃死(へいし)がほとんど発生していず、稚貝の棲息状況も良好であり、資源量の回復に明るい兆しが見えるとのことです。今年は、ここ2年ほど低めだった塩分濃度が上昇したことから順調に産卵が誘発された結果と思われ、今後の高水温やアオコの大発生などの懸念材料もあるが、資源量は順調に回復しているとの県水産技術センター専門研究員のコメントが載っています。

  一方、同日付の島根日日新聞の一面には、宍道湖と大橋川で29日に大量のアオコの発生が確認されたと国土交通省出雲河川事務所から発表があったことが紹介されています。アオコの大量発生は、三年連続であり、宍道湖の南北沿岸、東岸のほぼ全域と西岸の一部、大橋川で発生しており、特に松江市の末次から古曽志間は、膜状にアオコが湖面を覆っている状態(レベル4)、その他の場所は、うっすらと筋状に発生が認められるレベル2から表面全体に広がり所々パッチ状になっているレベル3の状態であるということです。アオコの正体は、ミクロキティスという藻で、一般に水温が高く塩分濃度が低い場合に発生しやすいとされているということです。実際に、9号線沿いを車で走っていると、松江に近づくにつれて、湖面が萌黄色に変わっていくのが確認できます。

  塩分濃度から言えば、シジミの斃死の減少とアオコの大発生は、矛盾するように思われますが、これら二つの間にはタイムラグがあって、これからシジミに対して影響が出てくる可能性があるのかもしれません。専門家でない私にはよく分からないことなのですが、そういう点では、シジミの資源回復も単純に喜ぶわけにはいかなくて、これからよく注意していかなければならないのかもしれません。

  アオコの発生は、松江市近辺が特にひどいということですが、はたして私たちの住んでいる宍道湖西岸、あるいは十四間川はどうなのか気になったので、早速今朝(9月2日)カメラを片手に出かけてみました。その結果は、以下の写真のとおりです。宍道湖西岸の岸辺には、アオコが押し寄せてきていて、萌黄色の渦を巻いたようになっており、護岸の石の表面にはペンキでもこぼしたようにべっとりと貼りついています。レベル2の上といったところでしょうか。一方の十四間川の方は、五右衛門川からの水の流れがあるためか、ごく少量のアオコが点々と浮いている程度で、川底の砂やそこを泳ぐ魚、砂に残された水鳥の足跡などもはっきりと見え、今はそう心配する必要もないと思われる状態です。

  9月に入ってさすがに朝晩の気温も下がり、日中も風が涼しく感じられるようになってきました。これによって湖の水温も下がり、アオコの大発生が収まってくれることを願わずにはいられません。と同時に、アオコの発生は富栄養化が進んだ湖沼において発生するといわれていますので、私たち自身も環境に負荷を与えないように日ごろから注意、努力していかなければならないと思います。

宍道湖西岸に押し寄せたアオコ

護岸の石にはペンキを落としたようにべっとりとアオコが付着

十四間川河口から少し上流部。こちらはほとんどアオコは入っておらず、水もきれいで川底もよく見える

稲刈り

  8月も末になってきましたが、まだまだ連日暑い日が続いています

  それでも朝晩は涼しさが増し、空はだんだんと澄んで高くなり、秋らしい形をした雲が浮かぶようになってきました。まだしばらくは暑い日が続きそうですが、それでも確実に秋は近づいてきているようです。

  そして、昨日から早稲の稲刈りが始まりました。大きなトラックがコンバインを積んでやってきたかと思うと、雨が少なくて固く締まった田んぼに入り、走るようなスピードでぐんぐんと黄金に色づいた稲を刈り取っていきます。

  刈り取ったモミがコンバインにいっぱいになると、アンローダという長い筒を伸ばして、農道に待機している軽トラックの荷台に設置された大きなコンテナにモミを移していきます。移し終えるとコンバインは、すぐにまた全速力で刈り取りをはじめ、軽トラックは一目散にモミの乾燥・調製施設に向かって走り出します。流れるように作業が進んでいき、つい見とれてしまいます。

  これから、斐川平野は収穫の秋真っ盛りを迎えます。

そこはかとなく秋の気配ただよう松江分の風景

真夏の白鳥

  ご存じの方も多いと思いますが、宍道湖では夏にも白鳥を見ることができます。とは言っても冬にやってくるコハクチョウなどとは違う種類のコブハクチョウではありますが、松江分自治会の南側に流れる十四間川でよく羽を休めています

  今年の夏の暑さにはかなり参っているのではないでしょうか。

 それにしてもいつも仲良く一緒にいるオシドリ(?)夫婦です。

 涼しい秋が早く来てくれるといいですね

宍道湖の朝日

  宍道湖といえば夕日がとてもきれいで有名ですが、私たちが住む松江分自治会は宍道湖の西岸に位置するため、宍道湖といえば朝日を見ることが普通です

  早起きしないと見られませんが、夕日に負けないくらいとてもきれいです。

 朝日をいっぱいに浴びて、朝からたくさんのエネルギーをもらえます

アサザ観察日記 (8月4日)

  しばらく遠ざかっていましたが、久しぶりにアサザの様子をお知らせします。 

  水面いっぱいに広がるアサザの葉の中に黄色っぽく変色しているものがたくさんあります。ここのところ全然雨が降らず、高温が続いているせいなのかなと思ってみています。また、雨が降っていないにも関わらず、集水路の水位が高く、葉が水面の下になることもあるためか、泥水に汚れたような葉もたくさんあります。その上、きれいな楕円形だった葉が何かに食われて穴だらけになって、穴の周りは茶色になってしまって、あんなにきれいだったのがすっかり汚くなってしまっています。

黄色く変色した葉、食われて穴の開いた葉、泥水をかぶって汚れた葉で汚くなってしまったアサザの群落

  近寄ってよく見てみると、葉っぱのあちらこちらに小さなタニシが乗っています。タニシが何を食べて生きているのか分かりませんでしたが、なんだかこのタニシが葉っぱを食べているような気がして、家に帰ってネットで検索してみました。そうしたら、どうやらタニシは水草の葉っぱなどを食すようで、アサザの葉も好物だという記載もありました。そういうわけで、どうやらアサザの葉に穴をあけているのはこの小さなタニシたちではないかと思います。

  この辺りの集水路は、アサザの他には少しばかりの菱や藻があるだけですが、他の集水路には大量の藻が繁殖して、南の方から順に藻刈船が藻を刈って歩いているようです。もう少しするとこの辺りにもやってくることになると思われますが、この程度のアサザでは大きく排水を妨げることもないと思われますので、できれば刈らずにそっとしておいてほしいなと願っています。

アサザの葉の上のタニシ

 

 

出雲市、県土整備事務所、国交省等に要望活動を行いました

  伊藤繁満市議会議員の紹介により、7月27日(金)に出雲市長、島根県出雲県土整備事務所長と竹下亘、青木一彦両議員秘書に、次いで、7月30日(月)には国土交通省出雲河川事務所長に対し、斐川漁業会とともに宍道湖西岸堤防及び十四間川左岸堤防の修復、斐伊川河口に堆積する砂の撤去による河川維持、十四間川の環境修復(浚渫跡地の覆砂)等の早急な実施について、要望活動を行いました。

  行政機関においては、それぞれ丁寧に老朽化した堤防に対する私たちの不安、早急な対策の実施の要望、堤防や十四間川の環境を守るための地元住民としての取り組み等を聞いていただき、取り組みを理解、評価いただくとともに、厳しい財政状況のなかであるが、いろいろな仕組み、方策を考えて予算を獲得し、できる限りの対策を実施していきたい旨回答をいただきました。

  また、竹下、青木両議員秘書からも、議員にしっかりと地元の要望、活動を取り次ぎ、早期に斐伊川、宍道湖岸地帯の整備が実現するよう努めていきたいとの回答をいただきました。

出雲市長(左端)に対する要望

 

出雲県土整備事務所長(中央)への要望

竹下、青木議員秘書への要望

出雲河川事務所長(中央)への要望

大輪の花

  松江分自治会のOさん宅の庭先にはとても大きな花が咲いています。

  アメリカフヨウ(芙蓉)という花だそうで、直径20センチ以上はあるのでとても見ごたえがあります。

  一日でしぼんでしまうそうですが、つぼみがまだ沢山あり次から次へと咲くそうです。赤い色の花が咲くのも植えてあるそうなので、今から楽しみです。