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2013年4月の漏水調査の報告
調査日時
2013 年(平成 25 年)4月9日(火) 午後1 時
天候
曇り
調査結果
十四間川水位 40cm(前月:38cm)
漏水量 調査地点1 1,600ml/分(前月:800ml/分)
調査地点2 250ml/分(前月:200ml/分)
調査地点3 400ml/分(前月:200ml/分)
調査地点4 200ml/分(前月:0ml/分)
漏水調査は毎月第2日曜の朝8時を定例の測定日としていますが、今月は次の土曜、日曜が若宮神社のお祭りに当たるため、前倒しで本日(4月9日)13時から調査を行いました。
今年は暖かい日が多く、土手は若草が青々と伸び、タンポポが鮮やかな黄色い花を咲かせて、辺り一面春の装いを見せています。しかし、今日は昨日と打って変わって曇り空で風が強く、肌寒い天気の下での調査となりました。そして、先日の浅場造成作業に続き、今日もテレビの取材があり、カメラに見守られての調査でした。
水位は、先月に比べてじわっと上昇し、40㎝となりました。これから夏に向かって上昇していくものと思われます。漏水量の方も、どの調査地点も先月より高くなりました。やはり水位の状況と連動しているのではないでしょうか。
2011年1月以降の漏水調査データは、以下に掲載していますので、併せてご覧ください。(クリックすると別にウィンドウが開き、グラフが表示されます。)
浅場造成作業を行いました
4月7日(日)朝8時から、倶楽部のメンバー20人ほどが参加して、3月3日(日)にヨシを植えた浅場の続き(下流側)に、来待石ネット13袋、ゼオライト、セラミックサンド各10トンを投入して、約20mの浅場を新たに作りました。
4月に入り、宍道湖・十四間川の水位も少しずつ上昇しはじめており、作業のタイミングとしては今のうちというところではありますが、当日は、折からの低気圧の接近で、出雲地方には波浪警報、大雨注意報などが発令されていました。しかし、メンバーの仕事の都合や重機・重機作業者の手配、ゼオライトやセラミックサンドの運搬等の関係から延期も難しく、悪天候を押しての作業となりました。
降りしきる雨の中、最初に付近に流れ着いているごみを拾ってきれいにした後、ゼオライトやセラミックサンドを敷き詰めるために斐伊川砂で覆砂されているところを下げて均一に均す作業を行い、ゼオライト、セラミックサンドの到着を待ちました。これらを敷き詰めて浅場を造成するのは、これらの水質浄化作用を確認するとともに、ヨシの活着、生育の具合やシジミの生育などの点も併せて確認しようとするものです。このために、三井金属資源開発株式会社、株式会社丸惣から今回それぞれゼオライト、セラミックサンド10トンずつの無償提供をいただき、敷き詰めました。
11時にセラミックサンドを積載したダンプトラックが到着し、続いてゼオライトを詰めた袋を積んだトラックが到着し、荷卸しを行いました。
そして、まず最初に波除の来待石ネット13袋を敷設していき、続いて、岸と来待石ネットとの間にゼオライトとセラミックサンドを投入し、均平に敷き均してヨシを植えるための浅場を造成していき、午後1時前に作業を完了しました。材料の関係で、今回は約20mの造成となりましたが、今年秋の第3回のヨシ植栽活動に向けて、今後も延長作業を行っていく予定にしています。
現在、当倶楽部の事務局長で十四間川環境再生協議会の中心メンバーでもある小村一行(大福工業株式会社環境部長)にスポットを当て、宍道湖・十四間川の環境再生、シジミ資源回復などに取り組む姿を紹介するテレビ番組が計画されており、当日は、東京から製作会社のディレクターとカメラマンが訪れ、活動の模様を撮影したり、インタビューが行われました。私たちの活動がテレビ番組などによって紹介されることを通じて、改めて環境問題について考えたり、認識を深めていただいたり、具体的なアクションを起こしていただくといったことにつながればよいと考えています。
堤防の腹付盛土工事完了
先月半ばから行われていた十四間川堤防の腹付盛土工事ですが、昨日(3月25日)最後の工程である植生マットによる法面の被覆が行われ、完了したようです。これで平成23年度に行われた箇所の下流部に新たに30mほどが延長されたことになります。
23年度に比べると短い区間ではありますが、予算の関係や盛土に使用する土の関係等様々な制約、困難があるなかで工事の継続に努力していただいた出雲県土整備事務所、出雲市都市建設部建設企画課の担当者並びに実現に支援をいただいた伊藤市議に厚くお礼を申し上げたいと思います。内閣が変わり、大型の補正予算が組まれ、自然災害防止に係る予算も大幅に増加したということですので、来年度はより長い区間の補強工事の実現を期待したいと思います。そして、いつ襲ってくるか分からない集中豪雨災害に備えることができるよう、一刻も早く安心して暮らせるように整備が進んでほしいものと願っています。
また、腹付盛土工事箇所の両側で行われている浅場造成のための覆砂工事も順調に進んでおり、もう幾日かで完了となるのではないかと思われます。昨年の5000㎥の砂に加え、今回新たに5000㎥が搬入、覆砂されたことでコンクリートに囲まれた十四間川も大分自然の環境に近づいてきたように見えます。浅場が完成したら、私たちも積極的にヨシを植えていきたいと考えています。
植栽したヨシの芽立ち
去る3月3日(日)に160人の参加者を得て行った第2回ヨシ植栽活動で植えたヨシは、その後の暖かい天候にも恵まれて、順調に生育し、一部の株から緑の芽が伸び始めました。
前回の植栽は、地上部が枯れて株の活動が少なくなり、移植によるダメージの少ない初冬の11月末であったのに対し、今回は芽立ち間近の3月初旬ということで、うまく芽が出てくれるか少し心配をしていましたが、そんな心配は他所にあちらこちらから尖った若緑の芽が伸び始めました。
大きな株からは、まとまって一斉に芽が伸びてきています。前回の教訓を踏まえて、なるべく大きな株を植えるという方法は正解だったようです。波除けの来待石ネットは、どれだけ効果を表すのか、また、水質を浄化するということで砂の上に敷いたセラミックサンドは、ヨシと相性がいいのか、肝心のセラミックサンドと来待石の水質浄化効果は、などこれから興味関心の尽きない点もあります。
どのように成長していくのか、どういう効果が現れてくるのかこれからも見つめていきたいと思います。
まずは、順調な芽立ちの報告まで。
ヨシ植栽活動の慰労会兼倶楽部の懇親会を開催
内輪ネタで恐縮ですが、昨日(3月23日(土))、去る3月3日(日)に実施した第2回宍道湖西岸流入河川(十四間川)ヨシ原復元活動の慰労会兼倶楽部会員の懇親会を開催しました。
会場は、市内平田町のホテルほり江。夜7時からこの度のヨシの植栽活動はもとより日ごろから様々な形で私たちの活動に協力をいただいている方々を来賓にお招きして、約50名のにぎやかな慰労会兼懇親会となりました。
当日来賓としてお越しいただいたのは、島根県議会議員池田一氏、宍道湖漁業協同組合斐川漁業会から会長原俊雄氏、副会長北脇和良氏、役員江角晴夫氏、株式会社フクダから土木部長藤江宏司氏、土木部三浦浩巳氏、松江土建株式会社取締役環境部長藤原昭文氏、大福工業株式会社取締役土木部次長妹尾一臣氏、ヒカワ工業株式会社工務部長高橋仁司氏の9名でした。伊藤繁満出雲市議会議員には、残念ながら用務により出席いただけませんでした。
会は、福田直孝会長のヨシ植栽活動が今回も盛大に行うことができたことに対するお礼のあいさつに始まり、来賓の紹介のあと、来賓を代表して、池田県議、原漁業会会長からあいさつを頂戴しました。続いて、砂の運搬や覆砂等今回のヨシ原復元活動に多大の支援をいただいた株式会社フクダ、松江土建株式会社、大福工業株式会社、ヒカワ工業株式会社の4社に会長から感謝状が贈呈されました。そして、株式会社フクダの藤江部長の乾杯により開宴となりました。
倶楽部の男性、女性会員のほか、ヨシ植栽に参加した子どもたちも参加し、来賓も交えてヨシ植えの際の活躍や苦労、そして今後の会の在り方などの話に盛り上がるにぎやかな会となり、懇親を深めるとともにこれからの活動に対するさらなる結束の強化につながる有意義なひと時となりました。
予定の時間を超過し、午後9時半、持田副会長のお礼のあいさつによりお開きとなりました。
2013年3月の漏水調査の報告
調査日時
2013 年(平成 25 年)3月17日(日) 午前 8 時
天候
晴れ
調査結果
十四間川水位 38cm(前月:34cm)
漏水量 調査地点1 800ml/分(前月:1,100ml/分)
調査地点2 200ml/分(前月:300ml/分)
調査地点3 200ml/分(前月:200ml/分)
調査地点4 0ml/分(前月:200ml/分)
3月17日(日)朝8時から3月の漏水調査を実施しました。毎月第2日曜の朝8時を定例の測定日としていますが、今月は都合により1週ずらしての調査となりました。よく晴れて強い季節風も収まって、気持ちのいい朝の測定となりました。ただ、先日ほどひどくはないものの今日も黄砂が続いており、山々はかすんで見えます。こちらも早く収まってほしいものです。
水位は、38㎝と先月に比べて4cmほど上昇しましたが、それでもまだ冬季の低い水位を保っています。漏水量の方は、どの調査地点も先月より少なくなっています。特に調査地点4では、初めて0(測定できないほどの少量)を記録しました。
先週から、斐伊川から砂5000㎥を運んでの浅場造成がはじまっていますが、一昨年の腹付盛土が行われた場所にも覆砂によって徐々に浅場が姿を現してきました。出来上がった浅場に十四間川近辺に棲みついている2羽のコブハクチョウが早速やってきて、気持ちよさそうに日光浴(?)をしていました。よく慣れていて人を怖がらず、すぐ近くまで寄っても逃げません。ここにヨシが繁茂するようになればさらにたくさんの鳥や魚たちがやってきてくれそうです。
2011年1月以降の漏水調査データは、以下に掲載していますので、併せてご覧ください。(クリックすると別にウィンドウが開き、グラフが表示されます。)
浅場造成用砂の運搬がはじまりました
3月14日(木)浅場造成用の砂5000㎥の運搬がはじまりました。5台の大型ダンプカーが斐伊川河口部と十四間川の浅場造成場所とを忙しく往復して砂を運びこんでいます。
今日一日で平成23年に腹付した場所は砂でいっぱいになりそうです。いっぱいになったら、腹付を行った場所の先の水中に砂を投入し、空いたところにまた砂を運び込むという作業を繰り返して、平成23年の腹付盛土工事個所の先に浅場を造成する計画です。そして、残った砂は昨年末から今年初めにかけて造成した浅場のまだ不足している部分に投入していく予定となっています。砂を運んでいる十四間川環境再生協議会構成メンバーの株式会社フクダの方に話を聞くと、作業終了まで約10日間を要するということです。
こうして完成した浅場には、私たち松江分自然環境倶楽部が中心となって第3回のヨシの植栽活動を行うこととしています。
また、砂の運搬が行われているすぐ隣(下流側)でも、今日から堤防を強化するための腹付盛土工事が再開されました。先に運び込まれていた土が重機によって均され、波によって持ち去られないように大きな土嚢袋が土止めとして置かれていきます。
こうして堤防の強化が進み、浅場もどんどん延びていくのを見ると、安全で安心な地域を創り、豊かな自然環境を取り戻すという私たちの願いが着実に実現されていくことが実感され、春の訪れとも重なって、とてもうれしくなります。
黄砂とpm2.5
昨日(3月8日)から黄砂がひどくなっています。今日も朝から強い風が吹き、黄砂も一段と多くなって、ニュースによると松江市で午前中一時視界が5㎞を割ったということです。
家から眺める出雲縁結び空港も、すぐ近くなのにも関わらず霧がかかったように霞んで、背後の山もごくうっすらとしか見えません。十四間川の堤防に上がって見渡しても、いつもははっきりと見える東岸の松江市も山も何も見えず、湖である宍道湖が茫洋たる海原のように見えます。
簸川平野は、南を中国山地、北を島根半島の北山山地に挟まれ、西から東に向かって日本海、簸川平野、宍道湖、松江市街、中海を経て、再び日本海へと帯状に低地が続く地形の中にありますので、西風がとても強いところです。簸川平野を特徴づけている独特の防風林である「築地松」もこの強い風から家を守るために生まれてきたものといわれています。
昔から、日本海をわたって吹きつける季節風に乗ってやってくる黄砂で有名なところではありましたが、近年の飛来する回数、量の多さには、花粉症の増加、洗濯ものが外に干せない、車が汚れるなどの困りごとが多くなって、とても春の風物詩などとのんきに構えている場合ではなくなってきていました。
その上に、最近は、pm2.5という微小粒子の中国大陸からの飛来が問題となってきており、喘息やらアレルギーやら、果ては肺がんなど身体に重大な影響を与えるのみならず、含まれる物質によって金属を腐食させたり、塗装面を劣化させたり、降雨に取り込まれて酸性雨となって植物に悪影響を与えたりするということで、外に出るのを控えなければならなくなったり、外出するにはマスクが欠かせない状況となっています。さらに厄介なことに、黄砂や花粉などに付着したpm2.5は、単体よりも害を与える度合いが増すといわれています。
このままの状態が続けば、当の中国はもとより、日本においても健康や自然環境に問題が生じてくるのは必至と思われます。経済発展や領土問題だけに目の色を変えるだけでなく、一刻も早く中国国内でも大きな問題となっている大気汚染、水質汚染などの環境対策にも重大な決意を持って取り組んでもらいものです。



























































