「2012森の誕生日」への参加

  4月29日(みどりの日)、宍道ふるさと森林公園において、森をテーマにした木工体験、自然観察会、アウトドア体験、ミニライブ、フリーマーケットなどのイベント「2012森の誕生日」が開催されます。

  私たちの松江分自然環境倶楽部もNPO法人自然再生センターと一緒に展示ブースをもらって、活動のPRを行うことになりました。

  「森は海の恋人」というキャッチフレーズで牡蠣を養殖する漁師さんが植林に取り組んでいるというテレビ番組を見たことがありますが、自然豊かな広葉樹林は、川や湖や海を豊かにするそうです。

  森の恵みを受ける水辺に暮らし、ヨシ原の再生等を通じた宍道湖の環境の保全・復元活動に取り組んでいることや活動場所である十四間川が位置的にちょうどふるさと森林公園から見下ろす位置にあることなどから、このたび自然再生センターの徳岡先生から一緒にブースを借りて、川や湖の活動のPRをしませんかと声をかけていただき、倶楽部で検討した結果、一緒に参加することとしました。共同のテーマは、「五右衛門川のヨシとシジミの復活、中海・宍道湖の自然再生」です。(注:十四間川は、五右衛門川河口部の通称です。)

  これから展示内容等を検討していく段階ですが、当日イベントに参加された方は、ぜひ私たちのテント(展示ブース)にも足を運んでいただけるとうれしく思います。

斐伊川、宍道湖西岸堤防の点検

  今日の山陰中央新報に、出水期を控えて国交省出雲河川事務所が斐伊川と斐伊川河口付近の宍道湖西岸堤防約70kmにわたって一斉点検を行ったことが報じられていました。

  その結果、約260か所の浸食や破損がみつかり、ヌートリアによってあけられたとみられる直径30cm、深さ60cmの穴など3か所を緊急に補修することとなったそうです。

  私たちの住む十四間川堤防も宍道湖西岸堤防に含まれますが、斐伊川河口からは少し離れており、また、管理が県に委託されていますので、多分今回の点検対象外なのだろうと思います。

  ここでは、一昨年の私たちの調査により、26か所の漏水箇所が見つかり、県等に補修工事をお願いするとともに、毎月自主的に漏水量の調査を実施してきています。

  そうした関係もあって、一昨年、昨年と堤防補強のための腹付工事も実施していただきました。今年度も引き続いて補修工事を実施していただくよう今日も出雲市の方にお願いに出かけてきたところです。

  昭和47年の大水害からすでに40年が経過しようとしており、当時の水害を経験した人もだんだんと少なくなり、また悲惨な体験の記憶も薄らいできているように思われますが、最近はゲリラ的な集中豪雨が数多く発生しており、今日の記事や私たちの住む十四間川堤防の状況を考えれば、ひとたびそういうような豪雨に襲われれば、今の堤防は、背筋が寒くなるような現状にあるのではないかと思われて仕方がありません。

  財政赤字の中、公共工事にかけることのできる予算も限られていることとは思いますが、命を守る堤防です。早く安心して暮らせるよう対策が取られることを願わずにはいられません。

ツバメ来る

  ツバメがやってきました。今年初めて見るツバメです。

  巣をつくる場所を物色しているようで、ジュビジュビジュビというような声でやかましく鳴きながら、電線に止まって家を観察したり、車庫の中を飛び回ったりしています。

  まだ伴侶がいないのか、それとも手分けをして場所を探しているのか、一羽だけが飛び回っています。

  ツバメのようにわが倶楽部も早く新年度の活動計画を決めて、動き始めないといけないのですが、県、市への陳情や関係団体との調整等で今少し時間を要する状況です。早くこのページを通じてお知らせできるようになればと思っています。

今日の十四間

  先日(4月3日)は、台風のようなものすごい風が吹きました。松江では、風速35メートル余りを記録したようです。松江分地内は幸いとくに被害はなかったようですが、ほかでは瓦が飛ばされたり、ビニールハウスのビニールが吹き飛ばされたりといった被害を蒙ったところがあったようです。

  その後も風の強い日があったり、寒い日があったりでしばらく足が遠のいていましたが、今日久しぶりに十四間川に出てみました。

  水位が下がって、いつも水に隠れている22年度に腹付したところが浜のようになって歩けるようになっていました。(写真手前の部分)

  そして、これもいつもは頭が少ししか出ていない波除けの杭も今日はこれまでみたこともないくらいに水の上に出ていました。

  漁師さんに聞いてみると、先日の猛烈な風を吹かせた低気圧のせいで日本海の水位が下がって宍道湖の水位も下がったのではないかということでした。こんなに宍道湖の水位が下がったのは、近年では珍しいということで、私もはじめての光景でした。

  そして、気が付くと土手にはいつの間にか浜大根が大きく伸びて可憐な花が風にそよいでいました。

  土手に立って、松江分地内を見はるかすと、田んぼは麦も大きく育って深い緑に染まり、コメ作りのための耕耘も始っています。活力みなぎる春の到来です。

 

新しい気持ちで

  4月1日です。新年度の始まりです。

  私たちの倶楽部も今日から2年目を迎えることになります。

  気持ちを新たに、一層頑張って宍道湖の自然環境を守るために取り組んでいきたいと考えておりますので、変わらぬご支援、ご協力のほどお願いいたします。 m(_ _)m

春来る

  朝からの雨と強い風がおさまったので、気になりながらも忙しさにかまけてしばらく足を向けていなかったヨシと芝の様子を見に行ってみました。

  すると、この間まで黄土色一色だったコモ芝が緑に変わりつつありました。

  近づいてよく見ると、コモの間から小さな芝の芽がいっぱい出てきています。

 

  もう半月もすれば、コモも見えなくなるくらい緑一面の芝生になるんじゃないでしょうか。期待が膨らみます。色とりどりの花が咲けばもっときれいになるでしょう。何か考えたいですね。

  そして、肝心のヨシの様子ですが、こちらも頑張って一所懸命芽を出し始めているものがありました。残念ながら、ほとんどの株はまだ顕著な変化は見られません。芝と違って、冷たい水と強風による波に痛めつけられているせいじゃないかと思います。これからだんだん水も温んできますので、もう少しすればきっとたくさん芽を出してくれるのではないかと思います。

専門家に視察いただきました

  19日、寒気が戻って冷たい風が吹く中、朝10時から、自然再生センターの徳岡理事長(島根大学名誉教授)、相崎副理事長(島根大学名誉教授)、増田理事(宍道湖・大橋川部会長)、しまね産業振興財団酒井顧問に、宍道湖の自然環境復元、水質浄化、水産資源回復等の実験場所の候補地として、十四間川を視察していただきました。

  松江分自然環境倶楽部からは、2名の役員が案内し、現地の状況や、これまで実施されている事業について説明を行いました。

  現地を視察いただいた結果、十四間川の地形的な条件等から実験の場所として適しており、また、湖沼自然浄化活用事業が実施されていること、来年度から新たに民間資本による水産資源復活の試験が予定されていること、漁協や地元自治会等を中心に自然環境復元の活動が行われており、積極的な協力が得られることなどからも最適地であるとの評価をいただきました。

  実現までには、各関係機関の調整や補助金の申請など難しい問題もあると思いますが、ぜひ実現して、ここでの取り組みの成果が宍道湖全体に広がっていくようになってほしいものです。

腹付工事、ヨシ植栽の行われた堤防上で

湖沼自然浄化活用事業実施場所で

シジミ組合の覆砂用砂山で

ツクシ

  陽光に誘われ、十四間川の土手に向かって歩いていると、道端にたくさんのツクシが顔を出していました。

  田の麦の苗も大きくなって田んぼ一面が緑に萌えています。

  春は、もうそこまで来ているようです。

緑一面の麦田 - 向こうはシジミ資源回復のための覆砂用の砂山(1000㎥)

砂の運搬が始まりました

  昨日お伝えしたシジミ組合が斐伊川の砂を十四間川河口に覆砂する取り組みですが、今朝から早速砂の運搬が始まりました。

  10トンダンプ数台が、4、5km離れた斐伊川河口の集積場所から砂を運んでいます。

砂の積み込みの様子 斐伊川河口1.4kmの砂の集積場所

  最後に今朝の十四間川の様子です。

  先日の雪がうそのように春めいて感じられます。

シジミ資源回復の取り組み

  今朝、庭に出て、ふと土手をみると十四間川の河口あたりに重機(バックホー)が置かれており、5、6人の人たちがいるのが見えました。

  また何か始まるのかなと急いでカメラを取って、野次馬根性丸出しで自転車に飛び乗って現場に駆けつけました。

  集まっていたのはシジミ組合の人たちで、お話を伺うと、国交省から斐伊川の砂をもらい、十四間川河口に覆砂して、シジミ資源回復を試みるということでした。

覆砂場所の辺りを確認するシジミ組合の人たち

  2、3日のうちに砂の運搬が始まり、約1,000㎥が覆砂されるということです。

  全国一の漁獲量を誇っている宍道湖のシジミも、ここのところ漁獲量が減って、週3日に操業が制限されています。資源再生に取り組んでおられるシジミ組合の皆さんの努力が実って、毎朝新鮮なシジミが日本全国の食卓に届けられる日がくることを願っています。