煙霧とpm2.5

  昨日に続き今日も県内は、pm2.5の値が上昇し、環境基準を大幅に超過するとともに煙霧が発生し、景色が白く霞みました。

  新聞によると、昨日は浜田市で午前9時から11時の平均値が60.0㎍、松江市で35.3㎍を記録し、松江市では視程が10㎞未満となる煙霧を観測したとされます。

  斐川平野でも昨日は山が霞んで見えなくなっていましたが、今日も同様に景色が白く霞む現象が発生し、夕方にはとくにひどくなり、旅伏山も全く見えなくなり、赤い夕陽が山の端に近づくにつれて次第に霞み、見えなくなってしまう程でした。島根県が公開している1時間ごとのpm2.5の値も、出雲では午後5時から61㎍、58㎍、53㎍、60㎍と健康の適切な保護を図るために維持されることが望ましい水準として定められている環境基準値35㎍を大きく超過しました。

  斐川平野では、ここのところ連日強い西風が吹いていますが、この強い風が中国からpm2.5を運んできたのではないかと思います。

  遠く離れた日本でこのような状況ですから、当の中国の大気汚染のひどさはいかばかりかと想像するとぞっとさせられます。 

煙霧に霞む白鳥水門(午後5時頃)

煙霧に霞む白鳥水門(午後5時頃)

10㎞あまりしか離れていない旅伏山も今日は全く見えない

10㎞あまりしか離れていない旅伏山も今日は全く見えない(午後5時頃)

夕陽も真っ赤に霞みながら沈んでいく

夕陽も真っ赤に霞みながら沈んでいく(午後7時頃)

山の端に近づくにつれて真っ赤だった夕日も霞んで見えなくなっていく

山の端に近づくにつれて真っ赤だった夕日も霞んで見えなくなっていく(午後7時頃)

 

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