平成25年度の十四間川環境再生協議会の研究事業の一つであるシジミの湖内飼育実験を開始しました。昨年度は十四間川河口部から少し沖合の宍道湖西岸北側において、4月から12月まで実施しましたが、青潮等によりシジミの生存率に影響を受けたことと冬季になりシジミの活動が低下することなどから、平成24年度の飼育実験は12月をもって一旦終了していました。
年度も変わり、季節も春を迎えてシジミの活動もこれから活発になっていくことから、昨年度と同じ場所で湖内飼育実験を開始したものです。
実験は、底質(シジミが潜るための土)として、斐伊川砂、真砂土、宍道湖底の泥、来待石を細かく砕いたもの、セラミックサンド、ゼオライトを詰めたカゴ(ゼオライト等は2種類の粒径を使用)と底質なしのカゴにそれぞれ番号を振った60個のシジミを入れ、それを昨年と同じ飼育カゴを3台に乗せて、湖底に固定し、それぞれの底質ごとにシジミの生存率や成長の度合いなどを比較するものです。
4月9日(火)は、朝9時半からカゴを1台、今日10日(水)は、朝9時からカゴ2台を設置しました。9日は、朝から強い風が吹き、波立つ湖面で苦労しながらの作業となりました。今日は、曇り空ながら風はそう強くはなく、作業はスムーズにできたようです。
今後、水質調査等と併せて定期的に生存状況や肥満度を測定し、覆砂材の機能、効果等を検証することとしています。

覆砂材とシジミを入れたカゴ

カゴの中のシジミ
個体ごとに1~60の番号が振られている

飼育カゴ(昨年使用したもの)
中段の棚にシジミを入れたカゴを設置して湖底に沈める

シジミのカゴをセットしたところ

4月9日のシジミ飼育カゴ設置の様子

4月10日飼育カゴ設置に出発する様子