若宮神社お祭り

  4月13日(土)、14日(日)に私たちの地元にある若宮神社のお祭りが行われました。 毎年4月の第二土曜日、日曜日に行われますが、初日は例祭があり、2日目は獅子舞があり、青笹を持った天狗(鼻高面)と番内(または伴内)を先頭に獅子が各家を練り歩きました。来年の当家は、毎年祭が終わったあと神籤(みくじ)で選ばれ、一年間獅子と天狗、番内のお面をお守りしますが、45年に一度選ばれるので大変ありがたいことで、なんと今回は、私(投稿者)の家が選ばれました。松江分自治会には4年ぶりに神様がお渡りになったということで、今年は何かいいことが起きそうです。

お祭りが始まる前です。

お祭りが始まる前です。

お祭りが始まりました。

お祭りが始まりました。

神籤が引かれます。

神籤が引かれます。

神社にお参りです。

神社にお参りです。

  翌日の獅子舞の風景です。

番内が各家を回ります。

番内が各家を回ります。

獅子登場

獅子登場!

獅子に噛んでもらうと頭がよくなるそうです。

獅子に噛んでもらうと頭がよくなるそうです。

強風が吹き荒れてたいへんでした。

強風が吹き荒れてたいへんでした。

最後に神社に奉納です。

最後に神社に奉納です。

無事、終了いたしました。

無事、終了いたしました。

シジミの湖内飼育実験を開始

  平成25年度の十四間川環境再生協議会の研究事業の一つであるシジミの湖内飼育実験を開始しました。昨年度は十四間川河口部から少し沖合の宍道湖西岸北側において、4月から12月まで実施しましたが、青潮等によりシジミの生存率に影響を受けたことと冬季になりシジミの活動が低下することなどから、平成24年度の飼育実験は12月をもって一旦終了していました。

  年度も変わり、季節も春を迎えてシジミの活動もこれから活発になっていくことから、昨年度と同じ場所で湖内飼育実験を開始したものです。

  実験は、底質(シジミが潜るための土)として、斐伊川砂、真砂土、宍道湖底の泥、来待石を細かく砕いたもの、セラミックサンド、ゼオライトを詰めたカゴ(ゼオライト等は2種類の粒径を使用)と底質なしのカゴにそれぞれ番号を振った60個のシジミを入れ、それを昨年と同じ飼育カゴを3台に乗せて、湖底に固定し、それぞれの底質ごとにシジミの生存率や成長の度合いなどを比較するものです。

 4月9日(火)は、朝9時半からカゴを1台、今日10日(水)は、朝9時からカゴ2台を設置しました。9日は、朝から強い風が吹き、波立つ湖面で苦労しながらの作業となりました。今日は、曇り空ながら風はそう強くはなく、作業はスムーズにできたようです。

  今後、水質調査等と併せて定期的に生存状況や肥満度を測定し、覆砂材の機能、効果等を検証することとしています。

 

覆砂材とシジミを入れたカゴ

覆砂材とシジミを入れたカゴ

カゴの中のシジミ個体ごとに1~60の番号が振られている

カゴの中のシジミ
個体ごとに1~60の番号が振られている

飼育カゴ(昨年使用したもの)中段の棚にシジミを入れたカゴを設置して湖底に沈める

飼育カゴ(昨年使用したもの)
中段の棚にシジミを入れたカゴを設置して湖底に沈める

 

シジミのカゴをセットしたところ

シジミのカゴをセットしたところ

4月9日のシジミ飼育カゴ設置の様子

4月9日のシジミ飼育カゴ設置の様子

4月10日飼育カゴ設置に出発する様子

4月10日飼育カゴ設置に出発する様子

2013年4月の漏水調査の報告

調査日時

2013 年(平成 25 年)4月9日(火) 午後1 時

天候

曇り

調査結果

十四間川水位  40cm(前月:38cm)

漏水量   調査地点1 1,600ml/分(前月:800ml/分)

       調査地点2 250ml/分(前月:200ml/分)

  調査地点3   400ml/分(前月:200ml/分)

  調査地点4   200ml/分(前月:0ml/分)

  漏水調査は毎月第2日曜の朝8時を定例の測定日としていますが、今月は次の土曜、日曜が若宮神社のお祭りに当たるため、前倒しで本日(4月9日)13時から調査を行いました。

  今年は暖かい日が多く、土手は若草が青々と伸び、タンポポが鮮やかな黄色い花を咲かせて、辺り一面春の装いを見せています。しかし、今日は昨日と打って変わって曇り空で風が強く、肌寒い天気の下での調査となりました。そして、先日の浅場造成作業に続き、今日もテレビの取材があり、カメラに見守られての調査でした。

  水位は、先月に比べてじわっと上昇し、40㎝となりました。これから夏に向かって上昇していくものと思われます。漏水量の方も、どの調査地点も先月より高くなりました。やはり水位の状況と連動しているのではないでしょうか。

テレビカメラに見つめられながらの漏水調査(調査地点1)

テレビカメラに見つめられながらの漏水調査(調査地点1)

貯砂地点1の漏水状況

貯砂地点1の漏水状況

漏水量の計測(交差地点1)

漏水量の計測(交差地点1)

    2011年1月以降の漏水調査データは、以下に掲載していますので、併せてご覧ください。(クリックすると別にウィンドウが開き、グラフが表示されます。)

[PDF]十四間川左岸堤防漏水調査データ(2011年1月~2013年4月) 

浅場造成作業を行いました

  4月7日(日)朝8時から、倶楽部のメンバー20人ほどが参加して、3月3日(日)にヨシを植えた浅場の続き(下流側)に、来待石ネット13袋、ゼオライト、セラミックサンド各10トンを投入して、約20mの浅場を新たに作りました。

 4月に入り、宍道湖・十四間川の水位も少しずつ上昇しはじめており、作業のタイミングとしては今のうちというところではありますが、当日は、折からの低気圧の接近で、出雲地方には波浪警報、大雨注意報などが発令されていました。しかし、メンバーの仕事の都合や重機・重機作業者の手配、ゼオライトやセラミックサンドの運搬等の関係から延期も難しく、悪天候を押しての作業となりました。

 降りしきる雨の中、最初に付近に流れ着いているごみを拾ってきれいにした後、ゼオライトやセラミックサンドを敷き詰めるために斐伊川砂で覆砂されているところを下げて均一に均す作業を行い、ゼオライト、セラミックサンドの到着を待ちました。これらを敷き詰めて浅場を造成するのは、これらの水質浄化作用を確認するとともに、ヨシの活着、生育の具合やシジミの生育などの点も併せて確認しようとするものです。このために、三井金属資源開発株式会社、株式会社丸惣から今回それぞれゼオライト、セラミックサンド10トンずつの無償提供をいただき、敷き詰めました。

 11時にセラミックサンドを積載したダンプトラックが到着し、続いてゼオライトを詰めた袋を積んだトラックが到着し、荷卸しを行いました。

 そして、まず最初に波除の来待石ネット13袋を敷設していき、続いて、岸と来待石ネットとの間にゼオライトとセラミックサンドを投入し、均平に敷き均してヨシを植えるための浅場を造成していき、午後1時前に作業を完了しました。材料の関係で、今回は約20mの造成となりましたが、今年秋の第3回のヨシ植栽活動に向けて、今後も延長作業を行っていく予定にしています。

 現在、当倶楽部の事務局長で十四間川環境再生協議会の中心メンバーでもある小村一行(大福工業株式会社環境部長)にスポットを当て、宍道湖・十四間川の環境再生、シジミ資源回復などに取り組む姿を紹介するテレビ番組が計画されており、当日は、東京から製作会社のディレクターとカメラマンが訪れ、活動の模様を撮影したり、インタビューが行われました。私たちの活動がテレビ番組などによって紹介されることを通じて、改めて環境問題について考えたり、認識を深めていただいたり、具体的なアクションを起こしていただくといったことにつながればよいと考えています。

3月にヨシを植栽した場所に流れ着いたごみを拾い集める

3月にヨシを植栽した場所に流れ着いたごみを拾い集める

ゼオライト、セラミックサンドを入れるため地盤を下げる

ゼオライト、セラミックサンドを入れるため地盤を下げる

セラミックサンドを積載したダンプの到着

セラミックサンドを積載したダンプの到着

セラミックサンドを降ろすダンプ

セラミックサンドを降ろすダンプ

ゼオライトを積載したトラックの到着

ゼオライトを積載したトラックの到着

ゼオライトを詰めた袋の荷卸し

ゼオライトを詰めた袋の荷卸し

 

来待石ネットの敷設作業手前は、作業の模様を撮影するカメラマン

来待石ネットの敷設作業
手前は、作業の模様を撮影するカメラマン

ゼオライトの敷き詰め作業

ゼオライトの敷き詰め作業

ゼオライトの敷き詰め作業

ゼオライトの敷き詰め作業

セラミックサンドの敷き詰め作業

セラミックサンドの敷き詰め作業

完成した浅場(手前)奥の竹串が立っているところは3月にヨシを植栽した箇所

完成した浅場(手前)
奥の竹の串が立っているところは3月にヨシを植栽した箇所