白鳥飛来

  今日は朝から強い風が吹いて霰が降ったかと思うと急に日が射してきて穏やかになったりまた雨が降ったりとめまぐるしく天気が変わっていき、安心して外に出られない感じです。

  そんななか、昼前の少し日が差したときに頭上でコォーコォーと大きな鳴き声が聞こえてきました。白鳥だ!と思ってすぐに外に出てみると、20羽ほどの白鳥の群れが少し離れた田んぼの中に降りました。

  白鳥が斐伊川河口に飛来してから、毎朝夕に頭上を通過して餌場とねぐらを往復しているのですが、これまでなかなか松江分には降りてきてくれませんでした。

  これはシャッターチャンスとすぐにレンズを望遠に換えてそっと近寄ってみました。数を確認すると18羽が認められましたが、その中の多くは灰色がかった色をしており、まだ幼鳥のようです。

  田んぼの真ん中で身を隠すところもないので、注意してかなり遠くからカメラを構えたのですが、まだ警戒心が大きいのか一斉に首をもたげて警戒しています。少し脅かしてしまったかもしれませんが、これに懲りずに毎日やって来て優雅な姿を見せてほしいものです。

松江分に飛来した白鳥(向こうに見えるのは、十四間川堤防、湖沼自然浄化活用事業による覆砂用の砂の山とクレーン)

松江分の空を舞う白鳥の群れ