アサザ観察日記 (9月14日)

  久しぶりにアサザの様子をお知らせします。 

  9月13日現在のアサザ群落は、こんな感じです。8月くらいから勢力を拡大したヒシに周りをすっかり囲まれて、アサザの中にも侵入してきています。

  元気がよくて緑が濃いヒシに対して、アサザの方は夏の暑さにバテきったように黄色い葉や茶色く枯れた葉が目立ちます。また、茎から離れた葉が目立つようになり、藻などに絡んでいます。アサザの方は、そろそろ落葉の季節が来たのかもしれません。それに対して、今元気がいいヒシの方は、アサザが葉を出し始めた3月頃には影も形もなく、8月に入ってやっと勢力を張り出してきたという具合なので、アサザとヒシでは生育の時期が何か月もずれているのかもしれません。

 

藻に絡んだアサザの葉

  ヒシには、この間から白い花が来ています。これから菱形の実をつけていくのでしょうか。子どものころの記憶より時期が遅いような気もします。

ヒシの小さな白い花

  ヒシとアサザがうまく時期をずらして、同じ場所で上手に棲み分けてくれればいいのですが、繁殖したヒシがアサザの群落を消滅に追いやることもあるとネットに書いているものもありましたので、少し心配になってきます。 

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