アサザ観察日記 (8月4日)

  しばらく遠ざかっていましたが、久しぶりにアサザの様子をお知らせします。 

  水面いっぱいに広がるアサザの葉の中に黄色っぽく変色しているものがたくさんあります。ここのところ全然雨が降らず、高温が続いているせいなのかなと思ってみています。また、雨が降っていないにも関わらず、集水路の水位が高く、葉が水面の下になることもあるためか、泥水に汚れたような葉もたくさんあります。その上、きれいな楕円形だった葉が何かに食われて穴だらけになって、穴の周りは茶色になってしまって、あんなにきれいだったのがすっかり汚くなってしまっています。

黄色く変色した葉、食われて穴の開いた葉、泥水をかぶって汚れた葉で汚くなってしまったアサザの群落

  近寄ってよく見てみると、葉っぱのあちらこちらに小さなタニシが乗っています。タニシが何を食べて生きているのか分かりませんでしたが、なんだかこのタニシが葉っぱを食べているような気がして、家に帰ってネットで検索してみました。そうしたら、どうやらタニシは水草の葉っぱなどを食すようで、アサザの葉も好物だという記載もありました。そういうわけで、どうやらアサザの葉に穴をあけているのはこの小さなタニシたちではないかと思います。

  この辺りの集水路は、アサザの他には少しばかりの菱や藻があるだけですが、他の集水路には大量の藻が繁殖して、南の方から順に藻刈船が藻を刈って歩いているようです。もう少しするとこの辺りにもやってくることになると思われますが、この程度のアサザでは大きく排水を妨げることもないと思われますので、できれば刈らずにそっとしておいてほしいなと願っています。

アサザの葉の上のタニシ

 

 

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