宍道湖水環境改善協議会の発足 投稿日: 2012年7月20日 投稿者: takashimihara 今日の新聞に、県、松江市、出雲市、国土交通省の4者による「宍道湖水環境改善協議会」が組織され、宍道湖の水質の改善等に向けて取り組んでいくことが報道されていました。それによると、これまで宍道湖に面する自治体で宍道湖沿岸自治体首長会議が結成され、宍道湖の環境改善活動等に取り組んでいたのが、合併により松江と出雲市の2市になってしまったため、新たに県と国土交通省を加えて、4者で一層水質改善に力を入れて取り組むこととしたということです。 島根日日新聞には、長岡出雲市長の「行政だけでなく、住民の理解を得て、企業団体にも参加してもらい、こぞって宝物である宍道湖を守っていく具体的な活動ができるよう頑張っていきたい」、また、国土交通省出雲河川事務所長の「新しい枠組みで四者、あるいは住民、企業と力を合わせて具体的なアクションをしていくため、非常に貴重な場だと思っている。国としても積極的に参加して力になれれば」との発言が載っており、これまで行政、住民、企業などがそれぞれの立場でばらばらに取り組んでいたものを今後はこれらが一体となって取り組んでいく考えが示されています。 この3月から、NPO法人自然再生センター、公益財団法人ホシザキグリーン財団、宍道湖漁業協同組合斐川漁業会、株式会社フクダ、松江土建株式会社、大福工業株式会社とともに十四間川環境再生協議会を設立して、民間団体・企業・住民が一体となって、宍道湖西岸十四間川において水質/底質調査、覆砂による環境改善、ヨシ植栽による自然環境復元、高濃度酸素水供給による貧酸素状態改善試験、シジミ養殖実験等に取り組みはじめている私たちにとって、今このタイミングで「宍道湖水環境改善協議会」が発足したことは大変心強く、今後の協議会の活動に大きく期待を寄せるものです。 そして、私たちの活動に対して理解をいただき、行政側からの強力な援助、支援を得て、一層充実した取り組みが展開できればと念ずるものです。 評価:共有: クリックして X で共有 (新しいウィンドウで開きます) X Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます) Facebook その他 クリックして印刷 (新しいウィンドウで開きます) 印刷 いいね 読み込み中… 関連