ヨシの生育状況報告(7)

  7月のヨシの生育状況調査を漏水調査に併せて実施しましたので、お知らせします。

  調査を行ったのは、7月8日(日)の朝。前日までの雨の影響で十四間川の水位が普段より50~60㎝上昇しており、植栽地全体は水没して、伸びたヨシの頭部だけが水面上に出ている状況です。  また、腹付地の方は、播種された芝(?)が伸びて地面はほとんど見えないほどになってきました。こっちの方は、これで少々の雨が降っても盛付けした土が流れるような心配はなくなったと思われます。

水位が上昇し、ヨシの頭が見えるだけ。腹付地は地面が見えないくらいに草が繁茂してきている。

  そして、よく見てみると、ヨシとともに植えたはずのないマコモ、カヤリツグサ、イヌタデなどのヨシ以外の植物が生えてきていました。マコモは、十四間川のどこかに生えていたものが波にさらわれて流れ着いたものかもしれません。また、カヤツリグサやイヌタデなどは、種が鳥によって運ばれたのか、あるいは風に乗って飛んできたものが芽を出して大きくなったのかもしれません。

  いずれにしてもこのようにして、自然が再生されていくということなのでしょうか。ヨシと競い合って早く殺風景な水辺が立派な緑に変わってほしいものだと思います。

 

水中から顔を出した一株のマコモ

ヨシと競い合って伸びるカヤツリグサとイヌタデ

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