十四間川環境再生事業報告(9) WEPシステムの稼働確認が終わりました

  今日(9日)は、朝からWEPシステムに電力を供給するための最後の作業が行われ、電柱から集水路を跨いで、十四間川堤防上の上に設置されたWEPシステムへ電線が引き込まれました。

  その後、松江土建株式会社の技術者によってWEPシステムの電源が入れられ、問題なく稼働することが確認されました。

  これで、貧酸素状態が発生する窪地に飽和酸素水を供給し、その水質改善効果を検証する準備が整ったこととなります。今後、十四間川環境再生協議会内での協議や関係機関との調整を経て、検証試験に入ることとなると思われます。これから本格的な夏を迎え、貧酸素状態が頻発する時期となりますが、この装置が大きな効果を挙げることを期待したいものです。

WEPシステムへの接続作業開始

WEPシステムに接続完了

稼働確認

ヨシの生育状況報告(7)

  7月のヨシの生育状況調査を漏水調査に併せて実施しましたので、お知らせします。

  調査を行ったのは、7月8日(日)の朝。前日までの雨の影響で十四間川の水位が普段より50~60㎝上昇しており、植栽地全体は水没して、伸びたヨシの頭部だけが水面上に出ている状況です。  また、腹付地の方は、播種された芝(?)が伸びて地面はほとんど見えないほどになってきました。こっちの方は、これで少々の雨が降っても盛付けした土が流れるような心配はなくなったと思われます。

水位が上昇し、ヨシの頭が見えるだけ。腹付地は地面が見えないくらいに草が繁茂してきている。

  そして、よく見てみると、ヨシとともに植えたはずのないマコモ、カヤリツグサ、イヌタデなどのヨシ以外の植物が生えてきていました。マコモは、十四間川のどこかに生えていたものが波にさらわれて流れ着いたものかもしれません。また、カヤツリグサやイヌタデなどは、種が鳥によって運ばれたのか、あるいは風に乗って飛んできたものが芽を出して大きくなったのかもしれません。

  いずれにしてもこのようにして、自然が再生されていくということなのでしょうか。ヨシと競い合って早く殺風景な水辺が立派な緑に変わってほしいものだと思います。

 

水中から顔を出した一株のマコモ

ヨシと競い合って伸びるカヤツリグサとイヌタデ