十四間川堤防の草刈りを行いました

  6月3日は、斐川地域の河川一斉清掃の日です。

  松江分自治会は、以前から十四間川堤防内側(集水路側)の草刈りを実施してきています。今年も、朝8時から全世帯が参加して、地区内の堤防の草刈り作業を行いました。正確な距離は分かりませんが、1km以上はあると思われる長い堤防に生い茂ったヨシなどの草を約2時間ほどかけて刈り払いました。なかには背丈を越すようなアシの茂っているところもあり、汗だくの作業となりました。

  草を刈り払うことによって、漏水個所の見回りや漏水状況の調査もしやすくなり、また、稲などの病虫害の発生の防止にもなると言われています。

朝8時前。研修センターに集合し、まずは草刈機に給油

全員集合。自治会長の説明と注意を聞きます。

各自持ち場に散って作業開始

生い茂るヨシをどんどん刈払っていきます。左はアサザの生育する集水路。右が堤防でその向こうが十四間川

晴れてきて気温が上昇するなか懸命に刈払っていきます。

アイスクリームを食べながらしばしの休憩。話に花が咲きます。

草に隠れて見えづらかった漏水調査地点も

清掃後はさっぱりし、調査もやりやすくなりました。

5月はほとんど雨が降らなかったにもかかわらず漏水個所にはこのようなぬかるみや水たまりが

  一方、覆砂工事の方は順調に進んで、予定の地点まであと少しのところまで砂浜ができています。

ポールの箇所が覆砂工事の終点と思われます。もう少しで到達しそうです。

ユスリカ大発生

  ここ数日、ユスリカが大発生しています。

  ユスリカは例年夏頃になると発生するのですが、今年は特に多いように思われます。

家の外壁や庭木にもびっしりとユスリカがついています。

ガレージについたユスリカ

ガレージについたユスリカ

窓についたユスリカ

窓についたユスリカ

庭木についたユスリカ

庭木についたユスリカ

  ユスリカは薮蚊などと違い、人の血を吸うことはないのですが、夜に蛍光灯の光に惹かれて窓に集まり、窓が開けられなくなったり、窓ガラスに糞をつけたり、車にぶつかり汚れとなったりとなかなかやっかいものです。

  ユスリカは幼虫の時に川や湖の有機物(汚れ)を食べて成長します。そのため河川の水質指標生物と言われています。ユスリカは綺麗な場所や逆に非常に汚い場所では発生せず、ほどほどの汚れぐらいのときに大発生するそうです。つまり河川の水質改善、あるいは悪化を示すと聞いたことがあります。

  この辺りのユスリカは宍道湖及び周辺で発生したものと思われますので宍道湖の水質に変化があったのかも知れません。

  ヨシの植栽を始めとした自然保護活動により、宍道湖の水質が改善し、ユスリカが減るようになればいいですね。

参考