汽水湖環境サミットと宍道湖水質改善新組織

  「汽水湖環境サミット」の開催と宍道湖水質改善のための新組織設立に関するニュースが相次いで新聞報道されました。

  「汽水湖環境サミット」は、宍道湖、中海の二つの大きな汽水湖を有する松江市が国内の汽水湖を持つ市に呼びかけて、この秋に松江市で開催するそうで、出雲市にも参加を呼び掛けているとのことです。海水と淡水が混じり合って独特の生態系を形成する汽水域の環境保全や湖を中心にした街づくりなどについて話し合われるとのことです。

  また、宍道湖の水質改善にかかる新組織の方は、現在の宍道湖沿岸自治体首長会議が合併により構成市町が減少したため、新たな枠組みが検討され、松江市・出雲市が共同で、国、県に加えて、雲南市や奥出雲町にも参加を呼び掛けて、2012年度に源流域の森林保全を含めた上流から下流までが一体となった新組織を立ち上げて、環境保全、水質改善等に取り組むとのことです。

  新しい取り組みが、水質の改善、汽水域の環境保全、水産資源の復活、森林資源の活用等に成果を上げ、また、産業の振興につながってほしいものと期待してやみません。

  そして、松江分自然環境倶楽部も少しでもこうした取り組みに連携、協力できればと思います。

落し物

  コハクチョウの北帰行が始まったそうですが、マガンたちの旅立ちも始まったのでしょうか。以前よりは飛来する数が少なくなってきたように思います。 それでも毎日数百羽単位でやってきては、やかましく鳴きながら稲株の残る田んぼや10cmほどに育った麦田で一所懸命にエサを食べています。

  そして彼らが飛び去った後には、こんなものがいっぱいに落ちています。

  そう、フンです。太さは小指ほど、長さも10cmくらいはありそうです。フンをして飛び立つことが多いため、マガンの群れが去ると田んぼの中はもちろんですが、農道の上にもたくさんのフンが残されることになります。 空を飛ぶため、素早く吸収してすぐに排泄するためか、未消化の部分が多く、2,3日するとこんな感じになり、たくさん落ちていても匂いはほとんど感じず、そんなに汚くは感じません。見るとほとんどが食物繊維のようです。

  そして、これはマガンの足跡です。

  踵から指先まで10cmはありそうです。

   そして、もうひとつ。こんなものもありました。

  こちらはキツネのものと思われます。 犬は道の端にしていきますが、どういうわけかキツネは道路の真ん中に残していきます。 ネットで調べてみたら、サインポストといって、キツネやテン、イタチなどは縄張りを誇示するためにわざと目立つところにしていくのだそうです。 こちらは匂いもひどくてうっかり踏んだり、車のタイヤについたりしたら大変です。 

   汚い話題で恐縮でした。

  最後は綺麗にマガンの舞う姿を紹介して終わりにします。

来年度の事業について

  2月27日、ホシザキグリーン財団の越川敏樹島根県立宍道湖自然館(ゴビウス)館長に十四間川を視察していただきました。

  ホシザキグリーン財団では、来年度の新しい地域貢献活動として、宍道湖の特産である魚介類等水産資源の復元のための試験を検討中であり、その候補地として十四間川の現地視察をされたものです。

  視察には、財団法人自然再生センターの徳岡理事長(島根大学名誉教授)、増田理事・大橋川・宍道湖部会長も参加されました。

   松江分自然環境倶楽部の役員4名の案内で説明を受け、現地を視察した越川館長からは、魚類の専門家としての立場から、地形的にシジミやシラウオ、アマサギなどの繁殖、生育に非常に適した場所であり、また、松江分自然環境倶楽部や漁業会の協力も得られることから最適地として、現地視察の結果も踏まえて財団で実施の可否を検討していきたいとの言葉をいただきました。

   事業が実施されることとなった場合には、松江分自然環境倶楽部もその一翼を担って、生育環境の修復・再生等に協力することとしています。

説明を聞く越川館長(右)、徳岡理事長(左)

ヨシの植栽地を視察する越川館長

「つぶやき」のコーナー新設

  ホームページのカテゴリを見直し、新たに「つぶやき」のコーナーを設けました。

  このホームページは、4人の編集者が共同で更新しています。

  今後は、このコーナーを通じて4人が感じた松江分や十四間川の季節折々の風景や生活、出来事、宍道湖の表情などを、それぞれの感性でつぶやいてお伝えしていきたいと思っています。