まちづくり懇談会 投稿日: 2012年3月13日 投稿者: takashimihara 昨夜、私たちの住む出東地区を対象に出雲市まちづくり懇談会が開催されましたので、出席しました。 最初に、長岡市長から市政の基本的な方針や主な施策について説明があり、その一番目に、1年前の東日本大震災やこれによる原発事故を例に引きながら、防災体制の充実、島根原発の安全対策、斐伊川・神戸川の治水対策等安全安心を第一としたまちづくりを目指して取り組んでいく旨のお話がありました。 市による説明に続いて行われた質疑応答、意見交換において、松江分自然環境倶楽部を代表して、持田副会長から、十四間川堤防の漏水対策について要望いたしました。 宍道湖堤防に守られて生活しているマイナスメートル地帯に住む者の漏水や沈下などの堤防老朽化や昨今の局地的集中豪雨による急激な出水への不安を訴え、現在倶楽部が取り組んでいる漏水調査やヨシ原復元など自然環境保全の活動も紹介しながら、地元としてできることを取り組んでいきたいとの思いを伝えて、来年度以降も堤防補修工事を継続していただくようお願いをいたしました。市長はじめ幹部職員には、大きく頷きながら熱心にメモを取ってもらい、状況をよく把握していただけたようです。 そして、都市計画部長から、22年度、23年度に行われた腹付工事が一定の効果を上げていると聞いており、市としても経過観察をして、漏水が続くようであれば県等に要望をしていきたい、また、国交省も宍道湖西岸堤防を日常的に巡回点検しているので、これらも踏まえながら要望を行っていきたいと説明がありました。さらに、市長からは、尾原ダム、神戸川放水路の完成による豪雨時の宍道湖の予想水位の変化について説明があり、斐伊川堤防、宍道湖岸堤防の本格的な改修の必要性について、市長の考えが示されました。 これからもこうした様々な場を通じて、状況を伝え、堤防補修工事の継続を実現するとともに、私たちも自分たちの地域の安全を確保し、環境を良くするための活動を継続しなければと感じました。 評価:共有: クリックして X で共有 (新しいウィンドウで開きます) X Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます) Facebook その他 クリックして印刷 (新しいウィンドウで開きます) 印刷 いいね 読み込み中… 関連