落し物

  コハクチョウの北帰行が始まったそうですが、マガンたちの旅立ちも始まったのでしょうか。以前よりは飛来する数が少なくなってきたように思います。 それでも毎日数百羽単位でやってきては、やかましく鳴きながら稲株の残る田んぼや10cmほどに育った麦田で一所懸命にエサを食べています。

  そして彼らが飛び去った後には、こんなものがいっぱいに落ちています。

  そう、フンです。太さは小指ほど、長さも10cmくらいはありそうです。フンをして飛び立つことが多いため、マガンの群れが去ると田んぼの中はもちろんですが、農道の上にもたくさんのフンが残されることになります。 空を飛ぶため、素早く吸収してすぐに排泄するためか、未消化の部分が多く、2,3日するとこんな感じになり、たくさん落ちていても匂いはほとんど感じず、そんなに汚くは感じません。見るとほとんどが食物繊維のようです。

  そして、これはマガンの足跡です。

  踵から指先まで10cmはありそうです。

   そして、もうひとつ。こんなものもありました。

  こちらはキツネのものと思われます。 犬は道の端にしていきますが、どういうわけかキツネは道路の真ん中に残していきます。 ネットで調べてみたら、サインポストといって、キツネやテン、イタチなどは縄張りを誇示するためにわざと目立つところにしていくのだそうです。 こちらは匂いもひどくてうっかり踏んだり、車のタイヤについたりしたら大変です。 

   汚い話題で恐縮でした。

  最後は綺麗にマガンの舞う姿を紹介して終わりにします。

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